ロンシャンの礼拝堂
Chapelle Notre-Dame du Haut
ル・コルビュジエ(Le Corbusier)

2006年フランスのストラスブール、アヌシー、パリ等の各地で行われた私達の映像上映講演会の際、訪ねた。
その後、兵庫県香美町の安藤忠雄氏設計「木の殿堂」に訪れた時、この建築作品を思い出した。

山の形、風土は違うが、その建物に向かう過程が似ているなと感じた。
いずれも電車では行けない、車で無いと行けない。
レンタカーを借りて。
山道を上がりやっとこさ建築作品に出会える。
あまりにも有名な建物だ、やはり現地でそのものを見ないとだめだと感じた。
幸い建築家の石丸信明氏と同伴したため、解説付きで拝めた。
内部は撮影できないのでここはルールを守った。
ちょうど夕方であった。
日本では西方浄土を感じるところである。

夕日にその方向のありがたさを感じる時間帯でもある。

建物の壁に樹の影が写り、感動を倍増する。

きっと朝日もすごいのだろうと想像した。
やはりその鮮烈な印象と体験、感動は体で覚えていくものだと思います。
ロンシャンの礼拝堂の竣工は1955年、僕と同じ年齢である。

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